【最新版】Seller Hub Reportsの使い方

  • 2023年8月13日
  • eBay

【最新版】Seller Hub Reportsの使い方

eBayビギナー
出品数が増えてきたので一括修正と出品の方法が知りたいです!
Seller Hub Reports(旧FileExchange)の使い方を教えるね!eBayの売り上げを増やす上で必須のツールだからしっかり理解しよう!

Seller Hub Reports(旧FileExchange)とは

eBayが提供している一括出品、一括修正が可能な機能の名称です。指定のフォーマットでCSVファイルを作成しeBayにアップロードすることで以下4つの作業を一括処理出来ます。

eBayの売り上げを増やす上で必須のツールです。サードパーティのeBay出品ツールもありますが、

サービス終了となるリスクもありますので素直にFileExchangeの使い方を覚えることをお勧めします。

少々癖がありますが頑張って使いこなして下さいね!

Seller Hub Reportsで出来る事

1)新規出品(Add)

2)修正(Revise)

3)出品終了(End)

4)再出品(Relist)

Seller Hub Reportsの作業の流れ

まずざっくりと作業の流れをまとめますね。以下の4STEPとなります。

流れとしてはそこまで複雑な作業ではありません。
Seller Hub Reportsでの作業概要
1)CSVファイルのフォーマットをダウンロードする

2)CSVファイルを作成する

3)eBayにアップロードする

4)アップロード結果を確認する

 新規出品(Add)について

まず出品したいカテゴリのtemplateをダウンロードしよう
まずはSelller Hubの利用開始の設定を完了させ、こちらからtemplateをダウンロードしましょう。Seller Hubの導入については以下の記事を確認下さい。

 

Get templateをクリック、
SourceにListing、
TypeにCreate new listings、
File TypeにExcel Spreadsheet (.xlsx)、
Categoriesに出品したいカテゴリ(5カテゴリまで)を選択し、
Downloadをクリックしましょう。

ダウンロードしたExcel Spreadsheet (.xlsx)のListingsシートの4行目が後ほど作成するCSVファイルのヘッダー(1行目に記載する項目名)です。
カーソルを合わせて時に表示されるコメントに「Required.」とあるものが必須項目と呼ばれるもので、必ず記載しなければならない項目となります。
※「Category Name」よりCategoryIDで指定した方が分かりやすいので、私は後述する「Category」項目に変えています。

Excel Spreadsheet (.xlsx)のListingsシートのCategoriesには、そのカテゴリーで利用できるConditionIDが記載されていますので、併せて確認しておいてください。
templateの項目の中で必須の項目、注意点を抑えよう
必須の項目(Required)にしぼり理解を進めましょう。すべての項目を入力する必要はありません。

以下にRequiredとなる項目の例を挙げ、私の経験からこの項目は設定しておいた方がいいと思う項目や注意点を加え解説しますね。

*Action(SiteID=US|Country=US|Currency=USD|Version=941)
ヘッダーの項目名のCountryをUSからJPに変更します。*Action(SiteID=US|Country=JP|Currency=USD|Version=941)に必ず変更ください。

Actionの項目で1)新規出品(Add)、2)修正(Revise)、3)出品終了(End)、4)再出品(Relist)のどの処理をするのかを指定します。

今回は出品ですので「Add」を入力しましょう。

*Category
商品カテゴリIDを入力します。商品カテゴリIDの調べ方が分からない方は以下の記事をお読みください。

【最新版】ebay出品方法

*Title
商品タイトルです。半角英数字80文字以内となりますので注意下さい。商品タイトルの付け方についても以下の記事をお読み下さい。

【最新版】ebay出品方法

*Description
商品説明です。HTMLも有効です。セル内で「改行」をするとエラーになるので注意下さい。

*ConditionID
商品の状態(新品、準新品、中古品等)をあらわすIDを入力します。商品カテゴリによってConditionIDは変わりますので注意下さい。以下URLにて確認下さいね。https://developer.ebay.com/devzone/finding/callref/Enums/conditionIdList.html#ConditionIDValues

PicURL
商品画像のURLを入力します。複数の画像を登録したい場合は「|」で区切って入力下さい。レンタルサーバー等に画像をアップロードしURLを入力しましょう。
例:https://〇〇〇.com/〇〇.jpg|https://〇〇〇.com/〇〇2.jpg|https://〇〇〇.com/〇〇3.jpg|https://〇〇〇.com/〇〇4.jpg

*Quantity
商品の個数を入力しましょう。

*Format
販売形式を指定する項目です。オークションで出品する場合は「Auction」、固定価格で出品する場合は「FixedPrice」を入力します。

*StartPrice
開始価格です。FixedPriceの場合はこの価格で販売することになります。単位はドルとなりますので注意下さい。

*Duration
出品日数です。1、3、5、7、10、30の中から設定できます。FixedPriceで出品する場合は基本「GTC」と入力して下さい。
※GTC(Good Til Cencelled)とはこちらが出品をキャンセルするか、商品が入札されるまで30日間隔で再出品をし続ける設定のことです。

*Location
出品国です。「Japan」と入力してください。

GalleryType
「None」と入力下さい。

PayPalAccepted
「1」と入力下さい。

StoreCategory
ストアカテゴリーを設定していれば入力下さい。

CustomLabel
必須項目ではありませんが、商品を管理する上で管理番号などを設定したい場合にはこちらに入力しましょう。

無在庫で出品する場合など、後で一括修正などを行う可能性のある商品などには重宝します。
ShippingProfileName
ReturnProfileName
PaymentProfileName
各ビジネスポリシーネームを入力下さい。ビジネスポリシーの設定方法については以下の記事で詳しく解説しています。

https://news-biz.net/ビジネスポリシーの設定方法/

その他の項目
不要なので列ごと削除して構いません。

入力時の注意点
まず1商品分で構わないので入力し、CSVファイルを作成しましょう!

入力が終わりましたら、セルを全選択の上、右クリックメニューの「セルの書式設定」にて「数値」に設定しましょう。

各IDや価格が文字として入力されていることが原因でエラーとなるケースが多いためです。

CSVファイルをアップロードする

Seller Hub>Reports >Uploads こちらからCSVファイルを以下の手順でアップロードします。下記のURLを開いて下さい。

1)Upload templateをクリックします。

2)Choose fileをクリックし作成したCSVファイルを選択します。
アップロード結果を確認する

 

Uploadsページ下部にアップロード結果が表示されます。「Download results」をクリックすると、Download results、Download  source fileを選択できます。

アップロード結果を確認する際は、Download resultsをダウンロードしましょう。Download  source fileはアップロードしたファイル自体をダウンロードできます。

StatusがCompletedの場合はエラー無く完了できていますが、Statusが「〇〇 failed, 〇〇〇 completed」といった表記の場合はエラーが発生しているということです。

Statusがエラーになっていた場合はエラーコードを確認しましょう。

エラーコード一覧はこちらで確認いただけます。
https://pages.ebay.com/file_exchange/SMP_errorcodes.html

よくあるエラー原因

よくあるエラー原因をあげておきます。まず以下から確認して下さい。eBay手数料の未払いによる出品エラーには特に注意しましょう。

eBay手数料の支払いが出来ていない。

・リミットが足りず出品できない。

・*Action(SiteID=US|Country=JP|Currency=USD|Version=941)とすべきところCountryをJPに変更されていない。

・数字で入力すべき項目が数値として書式設定されていない。

・*Descriptionに改行が含まれている

 修正(Revise)について

まず出品している商品のデータをダウンロードしましょう
こちらからAll active listingsをダウンロードします。

Download reportをクリックし、

SourceにListings、

TypeにAll active listingsを選択の上、

Downloadをクリックします。

修正したい商品のItemIDを確認しましょう。
CSVファイルを加工しましょう
ActionとItemIDは必須です。加えて修正したい項目名をCSVに記載しましょう。

*Action(SiteID=US|Country=US|Currency=USD|Version=941)
ヘッダーの項目名のCountryをUSからJPに変更します。*Action(SiteID=US|Country=JP|Currency=USD|Version=941)に必ず変更ください。

修正の場合は「Revise」と入力します。

ItemID
修正したいIDを入力しましょう。入力が終わりましたらセルを全選択の上、右クリックメニューの「セルの書式設定」にて「数値」に設定しましょう。

アップロード手順は出品と同様です。

 出品終了(End)について

商品のデータをダウンロード手順は修正(Revise)と同様ですので省きます。

ActionとItemID、加えてEndCodeの入力が必須となります。
*Action(SiteID=US|Country=US|Currency=USD|Version=941)
ヘッダーの項目名のCountryをUSからJPに変更します。*Action(SiteID=US|Country=JP|Currency=USD|Version=941)に必ず変更ください。

終了の場合は「End」と入力します。

ItemID
終了したいIDを入力しましょう。

EndCode
「NotAvailable」と入力します。

入力が終わりましたらセルを全選択の上、右クリックメニューの「セルの書式設定」にて「数値」に設定しましょう。

アップロード手順は出品、修正と同様です。

eBayビギナー
苦手意識がありましたがなんとか出品できました!
お疲れ様♪Seller Hub Reportsを使いこなせるようになれば、eBayで大きな武器になるよ!
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