【eBay】ビジネスポリシーの設定方法

  • 2021年2月22日
  • 2021年2月28日
  • eBay

ビジネスポリシーとは

 

ビジネスポリシーとは、「Payment(支払方法)、Return(返品条件)、Shipping(送料設定)」に関する設定のことです。
ビジネスポリシーを設定しておくことで非常に楽に出品できますので必ず設定しておきましょう♪
まずこちらをクリックしてください。以下赤枠の「Opt in」をクリックしましょう。
次に「Try now」をクリックします。
「Manage your business policies」に遷移します。「Create policy」をクリックしましょう。

ビジネスポリシー「Payment(支払方法)」の設定

 

ビジネスポリシー「Payment(支払方法)」はバイヤー(購入者)が選択できる支払方法を設定するものです。

「Create policy」をクリックし、プルダウンから「Payment」をクリックしましょう。

1:分かりやすいポリシーネームを入力しましょう。日本語でも設定できますが半角英数字で設定することをお勧めします。
2:「Erectric payment method」の「Paypal」にチェックを入れます。
3:Paypalに登録のメールアドレスを入力しましょう。
4:購入者にPaypalでの即時支払いを求める場合にはチェックを入れましょう。オークション形式で出品したい場合はチェックを外して下さい。
5:「Save」をクリックし保存します。

ビジネスポリシー「Return(返品条件)」の設定


ビジネスポリシー「Return(返品条件)」では、「返品を受け付ける期間」、「返送費用をどちらが支払うのか」、「交換が可能かどうか」を設定します。

返品を受け付ける期間について

返品を受け付ける期間は14,30,60日から選択できます。

eBayではTop-rated seller(優良販売者)の条件として、30日間以上のReturn policyであることが条件の一つとされていますので30日以上としましょう。

Top-rated sellerに認定されることで検索上位に表示されますので売上にも大きく影響します。

返送費用をどちらが支払うのか

返送費用についてはSeller(出品者)、Buyer(購入者)で選択出来ますが、結局返送を求める方は送料についても出品者持ちにするよう求めてくる方が大半なので

「Seller(Free Returns)」を設定することをお勧めします。返送料無料にすることでeBay検索結果の上位に表示されやすくなります。

交換が可能かどうか

商品の返品交換可能であれば「replacement or exchange available」にチェックを入れてください。

一点物など交換が出来ない商品を扱うのであればチェックを外しておきましょう。

 

「Create policy」をクリックし、プルダウンから「Return」をクリックします。

1:分かりやすいポリシーネームを入力しましょう。日本語でも設定できますが半角英数字で設定することをお勧めします。
2:「Domestic returns accepted」(米国向けの設定),「international returns accepted」(その他諸外国向けの設定)ともにチェックを入れます。
  ※米国、その他諸外国向けの設定を分けて設定することも出来ますが、基本同じ設定にしましょう。
3:返品を受け付ける期間は14,30,60日から選択できます。
4:返送費用についてはSeller(出品者)、Buyer(購入者)で選択出来ます。
5:商品の返品交換可能であればチェックを入れましょう。

6:「Save」をクリックし保存します。

ビジネスポリシー「Shipping(送料設定)」の設定

eBayビギナー
Shippingポリシーだけ設定が難しいような・・
安心してね。Shippingポリシーはつまり送料表のことなんだ。海外への送料がどうやって決まるのかを順を追って説明するね♪

送料は➀配送物の重量、②配送方法、③配送先によって決まります。

その為、配送物の重量別、配送方法別、配送先別に送料表を作成する必要があるんですね。

その送料表の役割を果たすのがShippingのビジネスポリシーとなります。

➀配送物の重量について

まず取り扱う商品の重量に合うビジネスポリシーを作りましょう。あまりに細かく重量を分けてしまうと大変な工数を割くことにますので、

主に扱う商品の重量を中心に500g~1,000g単位で作成することをお勧めします。

以下の様に重量ごとにShippingポリシーを作成し、商品の重量によって該当のShippingポリシーを使い分けるイメージです。

重量別に分けたShippingポリシーに配送方法別、配送先別の送料設定を加えていきます。

※取り扱う商品の重量がほぼ同じであればShippingポリシーも一つで大丈夫ですよ。

 

例:取り扱う商品の重量が1,500g~3,000gの場合

Shippingポリシー名 対応する重量
Shipping1 1,501g~2,000g
Shipping2 2,001g~2,500ℊ
Shipping3 2,501ℊ~3,000ℊ

 

②配送方法について

eBayでは「economy shipping」、「standard shipping」、「expedited shipping」の三種類に配送方法が分けられています。

具体的には以下の配送方法がそれぞれに該当します。

 

・economy shipping:eパケットライト、SAL(国際小包)、SAL(書留)、船便

・standard shipping:eパケット

・expedited shipping:EMS、DHL、Fedex、UPS、ヤマト国際宅急便等

 

配送方法により送料、重量の制限、補償金額、追跡番号の有無、到着までの日数が異なるので注意しましょう。

「economy shipping」、「standard shipping 」に該当する発送方法では補償を付けたとしても補償額の上限は6,000円です。

そのため商品金額が6,000円を超える物であれば、「expedited shipping」に該当する発送方法で補償を付けて発送した方がいいですね。

特に「economy shipping」に該当する発送方法の場合、到着までに時間を要しますので商品未着といったクレームに発展しやすいリスクもあり個人的にはお勧めしません。

出品に慣れるまでは「expedited shipping」に該当する発送方法のみでも全然問題ないですよ。

 

例:東京からアメリカのカリフォルニア州へ2㎏の商品を発送した場合の送料

国際郵便の料金・日数を計算する
https://www.post.japanpost.jp/cgi-charge/

 

 

【注意】2020年4月現在、DHL、Fedex、ヤマトなどのクーリエ配送業者(民間の国際宅配便業者)を利用することをお勧めしています。

コロナショック以降、日本郵便による発送可能なエリアが大幅に限定されており今後の動向も分かりません。

個人事業主、法人であればDHL、Fedexにアカウントを作成することで大幅に送料を値下げられますので問い合わせてみましょう。

特別割引契約を結ぶことが出来れば、EMSと比較的近い送料で発送できるようになるかと思います。

DHLアカウント登録窓口 https://shipping.dhl.co.jp/

また手数料は掛かりますがクーリエ配送業者にて発送が可能な発送代行業者を利用するのも手です。

バゲッジフォワード https://frontier-e.com/

 

eBayビギナー
発送先の国別に送料を調べるのが手間です・・
大丈夫!簡単に送料を調べられる「送料&利益計算ツール」を無料公開してるよ♪販売価格の設定が格段に早くなるから是非使ってみてね♪

③配送先について

配送業者によって配送できるエリアは変わりますので配送可能なエリアをしっかり確認し、「Exclude shipping locations」にて発送可能な住所から除外しておきましょう。

※配送業者問わず、「US Protectorates」、「APO/FPO」、「PO Box」、「日本」、「アフリカ全域」は追跡出来ないケース、トラブルになるケースが多いため除外しておきましょう。

また、購入者の多くは米国に集中していますので、米国への送料は販売する金額に含めておき、米国への送料を無料とすることをお勧めしています。

Free Shipping(送料無料)の設定を行う事で検索結果も上位に表示されやすくなりますので売上も上がりますよ。

その他諸外国に関しては米国との送料の差額を国別に設定することで対応しましょう。

 

では実際に作成してみましょう。「Create policy」をクリックし、プルダウンから「Shipping」をクリックします。

今回は一例として、以下の条件でShippingポリシーを設定していきます。
➀配送物の重量
1,501g~2,000g
②配送方法

・expedited shipping from outside US:DHL

③配送先

・US Protectorates、APO/FPO、PO Box、日本、アフリカ全域を除くエリア

・米国への送料を無料とします。

 

1:分かりやすいポリシーネームを入力しましょう。日本語でも設定できますが半角英数字で設定することをお勧めします。
2:デフォルトの設定にしたい場合はチェックを入れましょう。
3:「Domestic shipping」とは米国内の設定という意味です。「Flat:same cost to all buyers」を選択します。
4:「Expedited Shipping from outside US」を選択します。
5:「Cost」に送料を設定、「Each additional」には複数注文頂いた際に追加の送料を入力します。今回は米国の送料を無料としますので「Free shipping」にチェックを入れましょう。
※今回のShippingポリシーは、➀配送物の重量 1,501g~2,000gとしていますので、米国宛て2,000gの送料を調べ商品金額に上乗せして出品します。

6:今回は分かりやすく配送方法を「expedited shipping」のみとしていますが、「economy shipping」や「standard shipping」の配送方法を選択できるようにしたい場合は「Offer additional service」をクリックし追加しましょう。

7:入金頂いてから発送までの日数です。5 business days(5営業日)または10 business days(10営業日)を選択しましょう。

続いて「International shipping」にて、米国以外の諸外国向けの設定を行います。

1:「Flat:same cost to all buyers」を選択します。
2:「Choose custom location」を選択します。米国との送料差のあるエリアごとに送料を設定しましょう。
3:「Expedited International Shipping」を選択します。
4:「Cost」に米国宛ての送料との送料差額を入力、「Each additional」には複数注文頂いた際に追加の送料を入力します。
5:4で設定した送料に該当するエリアにチェックを入れましょう。
6:エリアを分けたい場合は「Offer additional service」をクリックし以下の様に設定ください。今回の例では3つにエリアを分けて送料を設定しています。

7:「Edit exclusion list」をクリックし、US Protectorates、APO/FPO、PO Box、日本、アフリカ全域を除くようチェックを入れ「Apply」をクリックしましょう。

8:「Save」をクリックし保存します。

 

eBayビギナー
ふぅ~なんとか設定が終わりました!ただ一人じゃ絶対出来なかったと思います・・
お疲れ様!頑張ったね!この作業が出来れば他の作業はなんてことないよ♪

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