eリターン運送状による返品用ラベルの作り方
いざ返品となった場合は、MYDHLにて返品ラベルを作成し購入者へ送りましょう。
メニューの発送管理>作成履歴から輸出時の作成履歴を探し、「eリターン運送状の作成」をクリックします。
「輸出の目的は何ですか?」の選択項目には「販売者への返品」を選択します。
「品目の詳細」にはReturn goodsという文言とシリアルナンバー、品名を入力します。
「運送料金の支払い方法」と「関税/消費税支払い先」には輸入用のアカウントナンバーを入力します。
※DHLの輸入用のアカウントナンバーは1年間利用していないと無効となります。再発行まで1~2週間必要となりますのでご注意下さい。
以降必要項目を入力し返品用のラベルを作成し、PDFで保存しましょう。
eリターン運送状をキャンセルしてしまった場合
eリターン運送状を一度キャンセルしてしまうと修正はできませんので、改めて新規に作成する必要があります。
メニューの発送管理>作成履歴から輸出時の作成履歴を探し、「コピー」をクリックします。
発送人と受取人の間にある「住所を入替」をクリックすると簡単に入替できます。
「品目の詳細」にはReturn goodsという文言とシリアルナンバー、品名を入力します。
「運送料金の支払い方法」と「関税/消費税支払い先」には輸入用のアカウントナンバーを入力します。
※DHLの輸入用のアカウントナンバーは1年間利用していないと無効となります。再発行まで1~2週間必要となりますのでご注意下さい。
以降必要項目を入力し返品用のラベルを作成し、PDFで保存しましょう。
リターンリクエスト上で返品ラベルを送る
リターンリクエスト上で返品用ラベルのPDFを送ります。
税関へ免税を依頼する際に必要となる書類について
返品商品の輸入の際に関税が発生する際には、DHLの通関担当からメールで連絡が入ります。
免税を受ける際には、以下の書類の提出を求められますので準備しましょう。
・輸出時の書類 [(輸出許可書・輸出インボイス(シリアル番号記載)・B/L)
・輸入時のインボイス(シリアル番号記載)
輸出許可書はDHL側で用意いただけますので、輸出時と輸入時のインボイスをPDFで返信します。
免税を受ける際には、輸入時、輸出時のインボイスには「シリアル番号」が記載されていることが条件となります。
シリアル番号を記載せず発送していた場合
いざ返品となった場合、「Return Goods」と記載すれば免税となると思われている方も多いかと思いますがそんなに簡単ではありません。
悪意を持って返品でもないのに返品を装って輸入する人間もいるからです。
前提として、発送時にインボイスへシリアル番号を記載の上で発送し、輸入時にも同じシリアル番号を記載されていることと、
そのシリアル番号が返送された品に記載されている場合に限り免税処理されます。
製品固有の番号がそもそもない品ものだった場合や、記載せずに発送した物を返品する際には、
その都度税関の統括官に免税のお願いをすることとなります。
発送した商品の製造国が「日本」以外ですとまず通りにくいのでご注意下さい。
次に免税の成功失敗問わず、免税のお願いをする際にはDHLへ「手数料5,000円」の支払いが必要となりますので併せてご注意願います。
税関の統括官へ免税の相談をする際には、まずDHL通関担当へ輸入時、輸出時のインボイスの他、以下返品の証拠となる書類を提出しましょう。
それぞれ英語原文と日本語訳の2パターンが必要となります。
ChromeですとPDF化、日本語訳ともに簡単に行えますのでおすすめです。
また、ウェブページ全体をスクリーンショットできる拡張機能を追加しておくと書類の用意が簡単になりますよ。
必要書類提出後からおよそ1週間程で結果が出ます。通関担当からメールにて連絡が入りますので待ちましょう。
■返品の証拠となる書類
・リターンリクエスト画面の英語原文、日本語訳のPDF
・返品時の購入者とのメッセージのやりとりの英語原文、日本語訳のPDF
・eBay上の輸出時の追跡履歴の英語原文、日本語訳のPDF
■ウェブページ全体をスクリーンショットできる拡張機能
返品を受け取った後にすること
リターンリクエスト上で返品完了の処理を行い返金を行いましょう。
メッセージにて購入者へのフォローも忘れずに行って下さい。
以上となります。いかがでしたでしょうか。
DHLを例に上げましたが、他社の場合も大きくは変わらないでしょう。
eBayを続けていると返品は必ず発生するものですので、気落ちすることなく機械的に処理していきましょうね。